リンゴ酸が特徴の『waka-ebis 純米吟醸 生原酒MLA-12』
Malic Acid(リンゴ酸)から名前を取った三重県酵母「MLA12」
三重県工業研究所の試験醸造では、協会9号酵母と比べるとイソアミルが約2~3倍、リンゴ酸は約4~5倍多く生成するインパクトのある酵母です。
透明感のある果実用の香り、蜜入りリンゴのような軽やかな甘みと綺麗な酸味のバランスをお楽しみ下さい。(蔵元サイトより)
商品情報
原材料 | 米(国産) 米こうじ(国産米) 清酒 60%精米 |
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アルコール度数 | 14度 |
日本酒度 | -16.0 |
酸度 | 2.9 |
使用酵母 | MLA12 |
仕込水 | 青山高原の伏流水 |
取り扱い・保存について | 要冷蔵 |
味わい・特徴
新感覚の軽やかな甘みと爽やかな酸が感じられる味わいです。
飲み方・料理の合わせ方
『waka-ebis 純米吟醸 生原酒MLA-12』×「アップルパイ」「大根のハリハリサラダ」などのペアリングがおすすめです。
そのほかにも、フルーツサラダ・ピッツァマルゲリータ・パイナップル入り酢豚などとのペアリングがおすすめ。よく冷やしてお楽しみ下さい。
若戎酒造株式会社(三重県伊賀市阿保)
嘉永6年(1853年)重藤家七代目 儀左衛門が酒造業を創業。
昭和27年(1952)12代目 重藤久一、合名会社重藤酒造場を設立。
平成12年(2000)10月1日、若戎酒造 株式会社に社名変更。
伊賀盆地、室生赤目青山国定公園の麓にある若戎では、四方の山々から流れでた清水が地下水となり、きめ細かい酒を醸す軟水の伏流水として豊富に溢れています。
この恵まれた良水が若戎の酒づくりにはかかせません。
昭和61年(1986)、6代目・重藤久一が三重県でも「山田錦」を作るように農家に働きかけ、伊賀地方でも良質の「山田錦」(三重山田錦)が採れる様になりました。
伊賀は、古琵琶湖層の肥沃な土壌、淀川水系の木津川上流のきれいな水、伊賀盆地の日夜は寒暖差の大きい気候により良質の米が採れる恵まれた土地です。
若戎では、「山田錦」の他に、三重県オリジナルの酒米「神の穂」、三重県産の「五百万石」など地元のものを中心に使用しています。
若戎の精米歩合の平均は58%です。一番白精米歩合の高い大吟醸用は35%です。ヒビ割れない様に、原型を保って磨かなくてはならないので、精米歩合が高くなるほど、気を遣って精米します。造りのタイミングに合わせ、丁寧に自社で全量精米しています。
若戎では、香りの高いもの、味わいのあるものなど自社保存酵母として多種多様な酵母を持ち、その製品ごとに使いわけています。近年では、三重県独自に開発されたオリジナルの酵母5種(MK-1、MK-3、MK-5、MK-7、MLA-12)のそれぞれの特性を活かしたお酒を醸しています。