古代のロマンに想いを馳せて「ZAKU FLINT」
清水清三郎商店より令和2年の新商品「作 FLINT」(フリント)登場。特別な巾着袋とセットになっています。
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古代史の英雄―ヤマトタケル。
天皇の命を受けての東征の途中、伊勢神宮に立ち寄り、倭姫(ヤマトヒメ)から励ましの言葉と共に「剣」と「御袋(みふくろ)」を授かります。
相模の地で、敵に欺かれ草の茂る沼地で火攻めに遭いますが、その剣で草を薙ぎ払い、袋の中の火打石で火をつけ、危機を脱し敵を倒します。
旅の途中で急な病によっていのちを落とし、妃と皇子たちによって御陵に祀られます。
すると、大きな白智鳥(しろちどり)が天に飛びたったと伝えられています。
その地は、白鳥塚と名付けられ、現在の加佐登神社(三重県鈴鹿市)にあります。
この物語から、ヤマトタケルの命を救った火打石「FLINT」を酒銘としました。
商品情報
原材料 | 麹米:山田錦(国産)60% 掛米:山田錦(国産)60% |
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アルコール度数 | 15度 |
日本酒度 | |
酸度 | |
使用酵母 | 自社保存酵母 |
仕込水 | 鈴鹿山脈の伏流水 |
取り扱い・保存について | 冷暗所保存 |
味わい・特徴
山田錦を60%精米した純米吟醸です。
ふくよかな香りと、豊かでありながらキレの良い味わいが特徴です。
飲み方・料理の合わせ方
『作 FLINT 純米吟醸』×「イクラの醬油漬け」「玉ねぎとツナの和風サラダ」「鶏肉のトマトソース煮」などのペアリングがおすすめです。
少し冷やしてから大きめのグラスに注いで、香りを楽しみながらお召上がり下さい。
清水清三郎商店 株式会社(三重県鈴鹿市)
1869年に鈴鹿市若松村で創業しました。
収穫された米を使ってその命を余すことなく生かして行う酒造り、酒になっても米の命は生き続けているからこそ、
味わいも変化し続けて行くのだと思います。米の命を生かし続ける酒の造り方を求めることが清水清三郎商店の酒造りのやり方です。
すべての種類の酒を総米600kgから800kg程度での仕込みを行い、冷却設備を用いて温度管理が可能な小さなタンクを使って、
約一週間をサイクルとした仕込みを行っています。この規模が、醗酵タンクの中での麹と蒸米の状態や酵母の働きにとってちょうど良いとたどり着いた酒造りのやり方です。
酒造りに関しては、できた酒の良し悪しは別にして、ひと手間を惜しむことなく自分自身が納得できることだけのことをするように心がけています。
そのときは最善の判断をしたつもりでも、結果的に間違っていることはあるかもしれませんが、あのときもう少し手をかけていれば、という後悔だけはしたくないです。」と杜氏は常に情熱をもって酒造りに取り組んでいます。