商品情報
原材料 | 大麦2/3(壱岐産・ニシノホシ)・米麹1/3(壱岐産・夢十色) |
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アルコール度数 | 25度 |
使用麹 | |
使用酵母 | |
仕込水 | 地下130m、壱岐の土台層である玄武岩層で磨かれた天然水 |
蒸留方法 | 減圧蒸留 |
取り扱い・保存について | 冷暗所 |
味わい・特徴
放下著(ほうげじゃく)は禅の言葉で「いっさいを捨てると全てが生きる」と解釈。
スッキリとした口当たりと米麹ならではの円やかな味わいが堪能できます。
壱岐の蔵酒造株式会社(長崎県壱岐市芦辺町)
長崎県下で2番目に広い穀倉地を有する壱岐。古代より稲作が盛んで、豊富な穀物と良質な地下水を原料に清酒文化が発達し、多くの農家ではどぶろくがつくられていました。
大陸から蒸留技術が伝わったのは、室町時代から安土桃山時代にかけて(16世紀)。
江戸時代(17世紀)には、平戸藩統治下の重税のため、島民は米でなく麦を主食としていました。
その余った麦を蒸留した自家製の焼酎と、米麹を融合させたものが、壱岐の麦焼酎の原型です。日本独自の酒づくりの特徴である米麹を使い続けたところに、島民の誇りが表れています。
1899年の酒税法施行以降、壱岐には55軒の焼酎の蔵元が誕生しました。
その後、統廃合を繰り返し、現在では7軒が焼酎づくりに切磋琢磨しています。
島の中央部、小高い丘の上に建つ壱岐の蔵酒造はその一軒。
1984年に6つの酒蔵が集まり、壱岐焼酎協業組合を創設。
2010年にはさらなる飛躍と壱岐焼酎の発展を願って、社名を壱岐の蔵酒造と変更しました。
16世紀から受け継がれた伝統的な技法を守りながら、減圧蒸留、花酵母仕込みなど新しい試みにも果敢に挑戦し、壱岐焼酎の美味しさを追求し続けています。