あたごのまつ 純米吟醸 ささら 冷卸
ひと夏越えた適度な熟成により柔らかさと味のふくらみも表現された、地元で人気の冷卸です。
商品情報
原材料 | 宮城県産蔵の華100%使用 (扁平精米使用)55%精米 |
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アルコール度数 | 15度 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.6 |
使用酵母 | 宮城酵母 |
仕込水 | 蔵王連峰伏流水(軟水) |
取り扱い・保存について | 要冷蔵(-5℃〜5℃) |
味わい・特徴
バナナやメロンを思わせる心地よい香味がパッと広がっては消え、キレイな酸味が爽やかさを演出します。ひと夏越えた適度な熟成により軽快さに凝縮感や柔らかさが加わりました。
飲み方・料理の合わせ方
秋酒である『あたごのまつ 純米吟醸 ささら 冷卸』×「さんまのかば焼き」「さばのリエット」などのペアリングがおすすめです。
美味しいお料理と共に冷たく冷やしてお召し上がりください。
揚げ物などとのお共にもどうぞ。
新澤醸造店(宮城県大崎市)
明治6年(1873)創業。
創業当時から続く銘柄であり、地元でも親しまれてきた「愛宕の松」は、『荒城の月』の詩人・土井晩翠氏が「館山の頂開く酒むしろ愛宕の松の薫いみじく」と詠むほど愛飲したという。
平成12年(2000)に現在代表取締役を務める新澤巖夫(5代目)が宮城県最年少の杜氏に就任。翌年には特約店限定で新銘柄「伯楽星」を発表。食前酒・食後酒という単語しかなかった時代に、どんな料理も引き立てるお酒を目指し生み出された「伯楽星」は“食中酒”のパイオニアであった。現在は“究極の食中酒”をコンセプトにし、国内国外問わず星付きのレストランでも多く使用されている。
平成23年(2011)東日本大震災後は製造蔵を大崎市三本木から柴田郡川崎町への移転を決意。同年11月には製造を再開し、全壊した本社も平成25年8月に再建を果たした。
平成30年(2018)には渡部七海(当時22歳)に杜氏を引き継ぎ、全国最年少女性杜氏が誕生した。新澤は、杜氏の役目から離れてからもなお、お客様が飲まれる一杯の酒を意識して酒造りの指導を行っている。
商品は「伯楽星」「あたごのまつ」といった清酒を中心に梅酒、柚子酒、紅茶酒、ヨーグルト酒といったリキュールも醸造。蔵では徹底した冷蔵管理に取り組み、瓶詰されたお酒はカップ酒から高級酒まで、全てマイナス5度の冷蔵庫で保管される。蔵からは若くフレッシュな状態で出荷し、お客様の手元に届くタイミングで最高のコンディションになるよう調整している。国内へ出荷される酒の品質に気を配りつつ、17か国への輸出も行っている。