毎晩の食卓に寄り添う究極の晩酌酒
蔵内常温の瓶熟成によるやや濃いイエロー。
香りはおだやかで薄い赤茶色のニュアンス。
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酒質へのこだわり
「酒屋 八兵衛」が目指すのは、日常に寄り添い、呑み飽きしない晩酌酒。
「グラス一杯の驚きよりも一晩の安らぎ」をコンセプトに、料理との相性が良い食中酒としての役割りを大切にしています。
華やかな吟醸香は極力控え、米の旨味を引き出す事でじっくり味わって、長い時間飲める酒というのが酒屋八兵衛の酒質です。
それを実現する為に必要なのは、米が持つ本来の味をまっすぐに表現する技術、そして優れた原料米。
自然の恵みに感謝し、妥協のない酒造りを行います。(蔵元サイトより)
商品情報
原材料 | 五百万石7割 山田錦3割 精米歩合60% |
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アルコール度数 | 15~16度 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.4 |
使用酵母 | 三重酵母MK-1 |
仕込水 | 宮川の伏流水 |
取り扱い・保存について | 冷暗所 |
味わい・特徴
ヒノキ、カラメル、シナモンのスパイス感。味わいはやや強く、ふくよかな甘みとコクのある苦味。
余韻にコーヒーのような深みがあり、全体的に程良くバランスのとれたフラットな純米酒です。
飲み方・料理の合わせ方
鯵の干物・茄子の揚げ出し・中華風豆苗炒めなど、温かみのある家庭料理全般に。
元坂酒造 株式会社(三重県多気郡大台町)
1805年創業の元坂酒造は現社長で六代目となり、代表銘柄「酒屋八兵衛(さかやはちべい)」を中心とした清酒・リキュールの製造販売を行っています。
約20年前より蔵元自ら醸造責任者として酒造りを行っておりますが、令和元年度の醸造期より後継者である元坂彰太が製造長を引き継ぎ、製麴方法を変更するなど新たなアプローチを取り入れながら酒質の探究に取り組み始めています。
酒屋八兵衛は「グラス一杯の驚きよりも、一晩の安らぎ」をテーマに、飲み飽き・飲み疲れのない長く楽しめる日常酒の酒造りを理想としています。
具体的な設計は、香りは穏やかで全体的な調和が取れ、甘味や酸味が突出し過ぎないバランスの良い酒質。そして、米由来の自然な味わいを軸に、幅広い温度帯で食事との相性良く楽しんで頂ける事に留意しています。
・稲作について
毎年、醸造期が終わる春先から秋にかけて自社田で米を栽培しています。
前述の通り稲作に適した環境を有する柳原地区に約4haの田圃があり、江戸末期に撰種された伊勢錦という在来品種を育てています。
令和2年春より、そのうち1haを無農薬有機栽培に転換。伊勢暦を農作業の目安として「中打ち八へん」と呼ばれる中耕作業を行い、
土中の微生物活性を高め追肥を抑えることで病害リスクを回避し農薬散布をしなくても安定した生育を促すという農法を試みています。